少しだけ古い話になりますが、昨年末に熊本でスタディグループ「K.I.M(Kuwata Institute Millenium)」の総会において、【デジタル時代のオクルージョンセオリー】というタイトルで講演させて頂きました。
この会は私の師匠の桑田正博先生の考えのもと集まったもので、基本的には咬合を考える会ではありますが、今回はそれらをデジタルに組み込むための序章としてのお話しをさせて頂きました。
複数の会員による講演会で、終了後に桑田正博先生(中央)とわざわざ東京から熊本までかけつけてくれた昭和大学の補綴科に所属する葭沢秀一郎先生(左)と写真を撮らせて頂きました。
その後帰りの飛行機までの時間、葭沢先生と熊本城に行きました。
数年前に熊本にプレゼンに来た際に熊本城に寄った時はまだ地震の前で、その素晴らしき佇まいと迫力にあっけに取られしばらく立ち尽くしていたのを覚えています。
しかし、今回は中まで近寄れず周りから見れるだけでした。
櫓など石垣が崩れたそのままになっており、まだまだ時間がかかりそうな状態でした。
石も崩れたものをそのまま使用するようである程度区別されてまとめられていましたが、とても気の遠くなる様な作業になると思います。
話によれば石垣の形や順番をデジタル化して、組直すために応用されているとか。
デジタルはあらゆる場所で有効活用される時代になってきました。
熊本城の復活を心より願っております。
熊本の皆さまありがとうございました!